本日は、稽古の合間を抜けて、児童館ダンスの講師です。
4回目の今日で一曲の振り付けが終わりました。
これは例年に比べるとかなり早いです。
今年のみんなの意欲がすごい。
教えてるコチラとしても励みになります。
さて、本日の龍馬伝では、dis(けなし合い)無し・ネガティヴな言葉無しの稽古でした。
そんな言葉飛び交うならば、刀をつかって粛清です。
昨日の罰金100円をさらに飛び越えてきました。
すると、どうでしょう。
普段、人の粗を探してる蟹田・椎名は死んだように静まります。
相良は、息もしてません。
草野はいつも通り存在感がありません。
いつも以上に静まり返る稽古場。
あの賑やかさは、けなし合いでした。
しかし、効果が出てきました。
ダンスの度、「疲れた」や「キツイ」と言った言葉が、
「楽しい」や「もう一回やりたい」という素敵な言葉に変わります。
殺陣も「死ね!」や「貴様!」から「好きだ!」や「あなた!」に変わります。
しかし、そう簡単に人は変われません。
松本さんがポロリと「ふぅー。」とため息をついて悲劇が起こりました。
このため息がネガティヴ・ブレスと思い、高野さんが木刀で松本さんに殴りかかりました。
倒れこむ松本さんに対して、容赦なく木刀を振り下ろします。
男全員で取り押さえる始末。
このような惨劇が二度と起こらないように、このルールをやらない事になりました。
このカンパニーは『けなし愛』で成り立っている。
そう感じた稽古でした。
龍馬伝、絶賛稽古中。
劇団7月公演
つかこうへい2本立て
『二等兵物語~満州駅伝~』『龍馬伝』
●日程:2015年7月8日(水)~12日(日)
7月8日(水)19:00「龍」
7月9日(木)19:00「二」
7月10日(金)★13:00「龍」/19:00「二」
7月11日(土)13:00「二」/17:00「龍」
7月12日(日)13:00「龍」/17:00「二」
●会場:北とぴあ つつじホール
●アクセス:JR京浜東北線王子駅下車 北口より徒歩2分/地下鉄南北線王子駅下車 5番出口直結
●料金:前売/当日共に3500円
★平日昼割料金前売/当日共に3000円
※中高生限定1000円(枚数限定/当日券のみ)
●CAST / STAFF
「龍馬伝」
原作:つかこうへい、脚本・演出:渡辺和徳
高野愛/相良長仁/蟹田光国/伊澤玲/松本有樹純/椎名康裕/宮迫誠/草野剛/此村太志/高橋邦春
●あらすじ
《龍馬伝》
激動の幕末。大政奉還を目指す坂本龍馬は、赤坂の勝海舟の屋敷で、一人の女と出会った。
「…まったく、やってらんねえよ」今まさに育ての親をその手にかけ、剣の血糊を払うその優艶な女こそ、新選組隊士・沖田総司であった。
「いやええ女じゃのう。わしゃいっぺんにおまんにラブしたぜよ。おまんはこん土佐の龍の天地生涯ただ一人の妻になるんじゃ」時代の寵児というべき二人の出会いが、日本の運命を大きく動かしていく…。
なぜ総司は朝廷から命を狙われなくてはならないのか。
世界初の無血革命を目指す、龍馬の志は果たされるのか。
そして雪の京都で、朝廷と龍馬の最後の決戦が始まろうとしていた。大政奉還を拒む朝廷に対する龍馬の最後の策は、徳川慶喜公の息女、舞姫を帝に輿入れさせること。だが二人の前に、千年帝を守り続けた刺客の一族、十津川の「牙」が立ちはだかるのだった…。