初の二人芝居。
初の岸田國士作品。
初の3面芝居。
緊張の連続でした。
当日もあまり寝れなかった。
恐ろしや恐ろしや、、、。
今回の演目は、「紙風船」です。
大正14年の結婚1年目の若い夫婦のお話です。
喧嘩したり、旅行ごっこしたり、不思議な日曜日を過ごす。
なんと、まぁ、のどかな夫婦。
30分ぐらいの短い戯曲の2人芝居。
岸田國士さんの90年前に出来た名作です。
しかし、、、
めちゃくちゃ奥が深い。
深すぎて、そこがわからない。
今回の稽古は、ひたすら戯曲の検証と言いましょうか、解釈が鬼でした。
発表会の前の集中稽古では、毎日頭から煙が出るぐらい。
戯曲って奥が深い、、、。
解釈の後は、検証という形で、頭でなく、身体を使ってお相手と稽古。
1日1回、1チーム約10分。
たった10分、、、。
5回の稽古で、1回荒通しして、もう本番。
もうこんな集中して稽古するとはない。
一回一回にやることが多すぎる。
そして、終わったらまた検証。
自分でも何が起こってどうなったか、さっぱりわからない。
演出から容赦なく自分のとった行動がの指摘が飛んでくる。
おぉぉぉ、覚えてない。
不安を抱えて、どんどん先に進む。
個人的には、快速特急並みの疾走感。
止まらない止まらない。
本番は、どうだったかはわかりませんが、個人的には得るものが多い公演になりました。
大正の雰囲気を求めに、赤羽自然公園まで来て頂きました。
弁当を作ってくれたり、飯を食いに行ったり、一週間妻になってくれました。
苦労もありましたが、やっぱり楽しかったですね。
一週間しっかり役者したので、これから講師に戻ります。
まずは、AKT演劇部と文京区中学の台本作成。
これは、急務です。
実生活でも奥さんが持てるように頑張ろう。
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